2017年4月19日水曜日

4月の将棋大会 優勝者はなんと・・・

YMCAとつか学童クラブ将棋大会のご報告


4月18日(火)、YMCAとつか学童クラブにて「将棋大会」を行い、今回は11人の子が参加をしてくれました。
学童クラブの将棋大会では、普通の将棋と違い王を取るまでではなく、制限時間を設けて取った駒のポイントで勝敗を決めます。
予選として3局ずつ対局し、合計ポイントの上位4人で決勝トーナメントを行いました。
王を取って大きなポイントを狙う子、なるべくたくさんの駒を取っていく子等、作戦の立て方にそれぞれの個性が出ていたなと感じました。


  決勝トーナメントに進んだのは3年生が2人、4年生の子が1人、5年生の子が1人でした。準決勝は3年生対決と4年生と5年生の対決でした。3年生対決は予選を3位で通過した子が2位通過の子を破り決勝進出。4年生と5年生の対決は予選をぶっちぎりの1位で通過した5年生を相手に4位通過の4年生が善戦し、試合終了の時点でポイントが同数であったため、4つの駒を振って表の数で勝敗を決めました。




その結果、決勝は予選1位と3位の対決に。取った駒をどんどん使って攻めていく5年生に対し、取った駒を残したまま逃げる3年生と正反対の戦い方をする2人の対決でした。
時間内に王を取りきることができず、逃げ切った3年生がポイント差で勝利、優勝しました。下克上を果たした3年生はとても喜んでいました。

今日初めて将棋をする子がまたやりたいと言ってくれたり、自分の試合が終わっても他の子の試合を見てノートを取る子がいたりと次に向けて頑張っている子どもたちの姿がとても印象的でした。
これからも子どもたちが自分で頑張りたいと思うことが見つけられるプログラムを行っていきたいと思います。
(YMCAとつか学童クラブ 松村 拓哉)