2018年1月22日月曜日

今年初のカロム大会が開催されました


  YMCAとつか学童クラブでは、月に1度クラブ内で「カロム大会」を開催しております。今回は新年を迎えてから初めての大会でした。
「カロム」とは、11もしくは22で行うボードゲームです。ストライカーと呼ばれる駒を自分のエリアライン上から指ではじき、自分の色の駒(パック)を四隅のポケットに落とすことでポイントを獲得します。すべて落としたら大きい駒(ジャック)を四隅のポケットに落とす権利が得られ、ジャックを先に落としたチームが勝ちとなります。
 ルールはシンプルで大人から子どもまで楽しむことができ、身体能力に関係なく練習をしてコントロールをつけることで、学年が低い子でも上の学年の子に勝つことができる魅力があります。
 今回の大会はダブルス総当たり戦方式を採用し、より多くのチームと対戦できました。参加した1年生から4年生の子どもたちは、制限時間内にチームメイトと協力し、勝つために頑張っていました。
 カロム大会は上位3チームまで表彰を行っておりますが、そこに集中するあまり始めと終わりの挨拶や、対戦相手に対する扱いがおざなりになってしまうこともあります。その課題を感じた参加中の子どもからの提案で、「試合中に親切にできた人を表彰するのもいいんじゃない?」という声がありました。
勝ち負けに執着するのではなく、ゲームの際の心構えを表彰するという素敵な意見が子どもから聞くことができ、小さな大会ではありますが、「スポーツマンシップ」を考える機会として大切な役割を担っていると思いました。
 定期的に開催しているカロム大会に子どもたちの意見も取り入れつつ、今後もさらに魅力的な大会を催していきたいと思います。

(YMCAとつか学童クラブ 佐藤良咲)